架空の絶対差。Aは+4ポイントで区間+1〜+7、Bも+4で−4〜+12。点は同じ位置、Bの線は広い。交互作用の区間は示されない。
点は同じ、不確実さは違う

架空の95%要約区間で、実際の禁煙結果ではありません。単位はポイント。ゼロは各群内の無差異参照で、A対Bの検定済み結果ではありません。

  • AもBも+4

    有意性ラベルが違っても点推定は同じです。

  • (+4)−(+4)=0

    点推定の差であり、真の同一性の証明や差の区間の代わりではありません。

見出しの奥にある二つの点を見る

以下の報告はすべて架空で、実在の試験、製品、効果ではありません。成人を通常相談のみか、通常相談と追加の集団面談にランダムに割り付けます。AとBは割り付け前に記録した固定または不定の勤務時間で分け、後に支援を使ったかでは分けません。定義された6か月の評価項目は同じです。

架空の絶対差は両方とも+4ポイント。例示する95%信頼区間はAが+1〜+7、Bが−4〜+12で、報告はAだけを有意とします。読図用の架空の要約値で、人数から計算した区間ではありません。実際のP値も交互作用の結果も示していません。

点推定の差は(+4)−(+4)=0ポイントです。ただし差の不確実さが不明なので、真の効果が同じだと証明しません。一方「Aだけに効果」はラベルだけで示せない区別を追加しています。「点推定は同じ、Bの精度が低い。直接比較とその区間は不明」と残せます。

見出しを直接検証する比較を探す

交互作用(interaction)、効果修飾、サブグループ差の検定を探し、介入、対照、評価項目、時点、尺度を一緒に読みます。絶対差と比では異なるパターンがあり得ます。目立つ行を選ぶため尺度を黙って変えません。

報告があれば交互作用の推定値と区間を読み、P値だけにしません。差を検出しないことは同一の証明でなく、小さいP値だけで差の大きさ、実用的な重要性や信頼性も決まりません。直接比較がなければ未解決のままです。

二つの区間の重なりも直接検定の代わりにはなりません。少し重なっても統計的に差を検出する場合があります。各群の有意性はそれぞれを無効果値と比べており、群同士を比べていません。

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結果を見る前から、この分け方でしたか?

日付のあるプロトコルや解析計画を開き、修飾因子、分類や連続モデル、予想方向と理由を確かめます。CONSORTは事前指定と事後の追加解析を区別し、その結果を報告するよう求めています。「事前指定」の一語は確認済みという意味ではありません。

因子、区切り値、評価項目、時点、モデルをいくつ調べ、多重性にどう対処したかも見ます。結果を見て最も有利な分割を選ぶことは、少数の根拠ある仮説を検証することと違います。事前指定でも不確実さ、先行証拠、独立した再現が重要です。

[2][3]

一試験内の群と、別々の試験の群は違う

割り付け前の特性なら、試験内のベースライン・サブグループでランダムに割り付けた介入を比較できます。特性自体をランダムに割り付けたわけではなく、適切な方法、十分な情報とバイアス検討は必要です。割り付け後の出席や反応で分けると、選択の影響を受け得る別の比較になります。

レビューが主に固定勤務の試験群と、主に不定勤務の別の試験群を比べると、比較する研究も変わります。国、背景の支援などが違うかもしれません。各試験がランダム化されていても、この試験間の関連を勤務時間のせいと単純には言えません。

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研究ラベルで個人の支援を振り分けない

個人の勤務時間、喫煙歴や健康情報の入力は不要です。研究平均で支援を受けるべきかは決まりません。厚生労働省事業eJIMは情報の数字や背景を確認し、専門家に相談することを案内しています。個人の選択肢は地域の資格ある専門職と話し合い、ネット上の群ラベルで選別しません。

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覚えておきたいこと

  • 群の効果を直接比較し、有意性ラベル同士を比べません。
  • 評価項目、時点、尺度を固定します。
  • 信頼できる群差も個人の資格ルールではありません。

出典

このページの主な記述は、以下の資料と照合しています。

  1. Cochrane: Cochrane Handbook chapter 10 — subgroup differences, interaction and within/between-study distinctions

    出典確認日: 2026-10-04

  2. SPIRIT–CONSORT Group: CONSORT 2025 expanded checklist — items 3, 21d and 28

    出典確認日: 2026-10-04

  3. ICEMAN authors: ICEMAN author manual for randomized controlled trials — prior hypotheses, interaction, multiplicity and cut points

    出典確認日: 2026-10-04

  4. ICEMAN authors: ICEMAN preliminary considerations — outcome, time point, effect scale and baseline modifiers

    出典確認日: 2026-10-04

  5. ICEMAN authors: ICEMAN author manual for meta-analyses — within-trial and between-trial comparisons

    出典確認日: 2026-10-04

  6. 厚生労働省事業 eJIM: 健康・医療情報の見極め方・向き合い方

    出典確認日: 2026-10-04

公開研究の読み方です。例と図はすべて架空。個人の予測、診断、治療選択、情報収集はしません。